相場より高く出すと、実際どうなるのか?|株式会社渋谷不動産エージェント
相場より高く出すと、実際どうなるのか?2025-12-22

「高く売りたい」が失敗につながる理由
不動産を売るなら、
「できるだけ高く売りたい」
そう思うのは当然です。
実際、ご相談の際にも
「少し高めから出してもいいですよね?」
という質問をよくいただきます。
結論からお伝えすると、
“高く出すこと自体”が悪いわけではありません。
ただし、やり方を間違えると、
結果的に損をしてしまうケースがあります。
よくある売却の流れ(失敗しやすいパターン)
相場より高く出した場合、
現場では次のような流れになりがちです。
高めの価格で売り出す
最初の1〜2か月、反響が少ない
「様子を見ましょう」と言われる
価格を下げる
それでも動かない
さらに価格調整
結果、相場より安く成約
この流れ、実は珍しくありません。
なぜ最初が一番重要なのか
不動産の売却には
「一番注目される時期」があります。
それが、
売り出した直後(特に最初の2〜4週間)です。
新着物件として見られる
比較検討中の購入希望者の目に入る
不動産会社も積極的に紹介しやすい
このタイミングで
「相場より明らかに高い」と判断されると、
検討対象から外されやすくなります。
買う側は、想像以上に冷静です
購入希望者は、
すでに複数の物件を見ています。
価格
広さ
築年数
立地
管理状況
これらを横並びで比較し、
「割高」「妥当」「お得」を判断します。
売主が思う
「この物件は良いから高くても大丈夫」
という感覚と、
市場の評価は必ずしも一致しません。
「高く出して、下げればいい」は通用しにくい
よくある考え方に、
「最初は高く出して、ダメなら下げればいい」
があります。
しかし、実際には
値下げした物件=売れていない
何か理由があるのでは?
と見られやすくなります。
結果として、
価格を下げても反響が戻らない
ということも起こります。
高く売れる人がやっている共通点
一方で、
結果的に相場以上で売れる方もいらっしゃいます。
その多くに共通しているのは、
市場の反応を事前に理解している
価格の「上限」と「下限」を把握している
下げる前提ではなく、戦略を持っている
という点です。
単に高く出すのではなく、
「どう見せて、どう判断してもらうか」
を考えています。
私たちがよくお伝えする考え方
私たちは、
売主様に次のようなお話をすることが多いです。
「高く売ること」と
「売れずに長引くこと」は別問題です。
最初の価格設定
市場の反応
調整のタイミング
これを整理することで、
結果的に納得できる売却につながります。
迷っている段階だからこそ、知っておいてほしい
売却を決める前に、
相場
高く出した場合のリスク
現実的な選択肢
を知っておくだけで、
後悔は大きく減らせます。
まずは「どの価格帯なら現実的か」を知る
当社では、
✔ 匿名
✔ 参考価格
✔ 営業なし
で、
「高く出した場合」「相場で出した場合」
それぞれの想定シナリオをお伝えしています。
売る・売らないは、その後で大丈夫です。
▶ 匿名で売却シナリオを知りたい方はこちら
(匿名査定リンク)匿名査定
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