昔も今も|株式会社渋谷不動産エージェント

昔も今も2022-04-04

「堅川(たてかわ)の河岸で新助は夜泣き蕎麦を喰っていたー…」
これは藤沢周平著「時雨みち」に収録されている「幼い声」の冒頭部分です。

江戸時代五ツ刻から六ツ刻の頃合いに、主人公が居残りしたため、
食事できる店が閉まる時間になってしまい、屋台の蕎麦を食べる場面です。

これを令和4年までタイムワープしますと、

「立川(たちかわ)の物件から帰社するが甲州街道の渋滞にはまり19:00帰社、
帰宅は五ツ刻(20:00)~六ツ刻(22:00)になるため、
(コロナ禍による飲食店の短縮営業をものともせず)もぐり営業をしているラーメン店で
ラーメンをすするのであったー…」

いつの世も変わり映えしませんね。
居残りとは現代の残業の事です。
墨田川を大川と呼んだように堅川は立川になりました。

森下駅周辺も昔は深川の森下と呼ばれていたそうです。

小説を読み終えた後、立川から森下近辺に美味しいお蕎麦屋さんを捜してみましたが見つかりませんでした。

弊社の管理物件のすぐ近くに韓国料理の人気店があります。

現代はインターネットで簡単に捜す事ができますが、
少し歩くと勝海舟の自宅の跡地や葛飾北斎ゆかりの地があります。

これからも立ち寄る街の魅力を探索してゆきたいと思います。


by昭和のゲルバラ

 

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ページ作成日 2022-04-04

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