購入の際、頭金はどのくらい用意すればいいの？｜株式会社渋谷不動産エージェント

住宅購入における頭金として適切な金額は、物件購入代金の20％ほどとされています。
頭金を5％や10としたり、頭金ゼロで古ローンとしたりすることも可能ですが、
次の理由から頭金を少なくすることはおすすめしません。
 

返済額が多くなる

頭金が少なくなれば少ないほど、月々の返済負担は増えます。
例えば、3,000万円の不動産を借り入れ期間35年、金利1.5％で借り入れると想定し、
頭金20％を用意した場合と頭金ゼロの場合を比較すると、
返済額は次のように大きく異なります。
 

	頭金20％を用意	頭金ゼロ
毎月の返済額	73,484円	91,855円
相続開始	30,863,280円	38,579,100円

   

審査に通りにくくなる

借り入れる金額が多いほど、融資審査は厳しくなります。
年収や属性次第では、希望額を借り入れられないケースも。
融資審査に通りにくいと「金利が高い」「借入期間が短い」といった条件が悪いローンしか選択できない恐れもあります。
 

オーバーローンのリスクがある

頭金が少ないと、購入後に「オーバーローン」になるリスクも高くなります。
オーバーローンとは、家の価値を住宅ローン残債が上回っている状態を指します。
不動産は、基本的に住宅ローンを完済しなければ売却出来ないため、
オーバーローンの家を売るには、完済に不足する分を自己資金で充当するか、
任意売却という特別な売却方法を選択せざるをえません。

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